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お知らせ

【重要】令和7年分 所得税の基礎控除などが見直されます

~年末調整・確定申告に影響する制度改正のお知らせ~

令和7年(2025年)1月以降に適用される所得税の控除制度について、基礎控除・配偶者控除・扶養控除等の見直しが行われます。
給与所得者、自営業者、公的年金受給者など、すべての納税者に関係する変更ですので、ぜひご確認ください。


🔍 主な見直しポイント

基礎控除の金額が、所得に応じて変動します

これまで所得金額に関わらず一律だった**基礎控除額(48万円)**が、以下のように見直されます。

合計所得金額 基礎控除額
2,400万円以下 48万円
2,400万円超~2,450万円以下 32万円
2,450万円超~2,500万円以下 16万円
2,500万円超 控除なし

➡ 高所得者ほど控除額が減る逆進的な調整が導入されます。


扶養控除や配偶者控除の適用にも影響が

  • 合計所得金額が2,400万円を超える方は、配偶者控除や扶養控除も同様に段階的に縮小・適用外となります。

  • これにより、年末調整や確定申告時に提出する**「扶養控除等申告書」や「基礎控除申告書」などの記載内容にも注意が必要**です。


書類提出の厳格化と新様式の導入

  • 扶養親族が国外にいる場合や一定の要件を満たす配偶者がいる場合など、添付資料の提出が求められるケースが増えます。

  • また、給与所得者でも申告書の提出漏れにより控除が適用されないリスクがあるため、早めの確認と準備が大切です。


📄 詳しくは以下のPDF資料をご覧ください
👉 [所得税の基礎控除の見直しなどについて(PDF)]